最近、朝4時に起きる生活が少しずつ定着してきました。
世間では「朝活」なんて呼ばれていますが、おとーちゃんにとってはもう少し切実な話。
なぜ早起きしているのか?
それは「勉強」のためです。
我が家には元気な長女ちゃんと、ニコニコ笑顔がまぶしい次女ちゃんがいます。
毎日が慌ただしくも愛おしい時間の連続。
そんな日々の中でも、理学療法士という職業を持つおとーちゃんにとって、勉強は避けて通れないライフワークなんです。
生涯学習の道を選んだわけ
理学療法士は資格を取って終わりではありません。
常に新しい知識が求められ、臨床現場ではアップデートされた知見がそのまま患者さんの回復に直結します。
「昨日までの知識じゃ、今日の患者さんを救えないかもしれない」
そんな思いが、朝4時という挑戦的な目覚ましを鳴らさせているのかもしれません。
眠い目をこすりながら、キッチンで一杯のコーヒーを淹れて、静かな部屋で専門書を開く時間。
窓の外がうっすらと明るくなる頃には、ひとつ知識を深めた満足感が胸に広がっていきます。
その代償は夜のひととき
ただ、この朝活にはひとつ大きな副作用があります。
それは「夜に弱くなったこと」です。
以前は、娘ちゃんたちを寝かしつけた後に、自分の自由時間として夜更かしするのが密かな楽しみでした。
お気に入りはサッカーゲームのFIFA。
リアルなグラフィック、白熱の試合展開、そして何よりも無心になれるあの時間。
「あと1試合だけ…」
と自分に言い聞かせながら、気づけば深夜1時なんてことも。
でも今は、長女ちゃんの
「おとーちゃん、おやすみ〜」
のひと言を聞いたら、そのまま一緒にお布団へ。
次女ちゃんも
「んーっ」
と小さく伸びをして、くっついて眠りにつきます。
気づけばおとーちゃんも夢の中。
FIFAの出番は、しばらくお預けとなってしまいました。
どちらの時間も、大切なんです
朝活と夜更かし。
どちらも「おとーちゃんの時間」ではあるのですが、両方はなかなか手に入りません。
朝4時に起きるには、夜9時には眠っておきたい。
でも、たまにはゲームだってしたいし、夜の静けさの中で自分の世界に没頭したい日もあるんです。
だから最近は、FIFAは「月に数回のごほうびデー」にしています。
それは、次の日に仕事が休みの日。
その時は朝活はお休み。
子どもたちが眠ったら、こっそりとリモコンを手に取って、ピッチに立つのです。
バランスって難しいけれど、どちらか一方だけじゃない、自分なりのリズムを見つけるのが大切なのかもしれません。
娘ちゃんたちと眠る幸福
夜にゲームはできなくなったけれど、代わりに得たものもあります。
それは、娘ちゃんたちと一緒に眠る、という何よりも幸せな時間です。
長女ちゃんが
「今日はね、保育園でね!」
とその日のできごとを話してくれる寝る前のひととき。
次女ちゃん寝かしつけは大変だけど、安心した顔で眠りに落ちていく瞬間。
そのすべてが、かけがえのない宝物です。
家族と学びのちょうどいい距離
朝活がくれたのは、知識だけじゃありませんでした。
日中は家族と過ごし、夜は一緒に眠り、朝は自分の学びの時間を持つ。
そんなバランスの中に、我が家の暮らしと、おとーちゃんの生き方がしっかりと根を張ってきた気がします。
まだまだ模索中ではありますが、これからも「朝活」と「家族時間」を大切にしながら、自分のペースで進んでいきたいと思います。
たまのFIFAナイトも、楽しみにしつつ。
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