最近のニュースで、我が家にとってとても嬉しい知らせが飛び込んできました。
それが、2025年9月から始まる「東京都の第1子保育料無償化」。
これまで当たり前に払ってきた保育料が、まるっと“ゼロ”になるなんて……ほんとうにありがたい制度です。
でもその一方で、
「ん?こういうのって、東京都だけじゃなくて“国全体”でやるべきじゃない?」
という疑問も、ふと頭をよぎります。
なにがすごいの?東京都の新制度
この制度のすごさは、なんといっても所得制限なしで、第1子(0〜2歳)の保育料が無償になる点ですよね。
これまで3〜5歳はすでに無償でしたが、0〜2歳まで対象が広がるのは本当に画期的。
しかも、認可保育園だけでなく、認可外や小規模保育なども対象に入るのです。
おかーちゃんも、
「やっと、こういう制度がちゃんと動き出してくれて嬉しいわ〜」
とニコニコ。
我が家では次女ちゃんがまだ0歳9ヶ月なので、まさに「対象世帯」ど真ん中。
「これはすばらしい」の声、我が家でも
ある日の夕食時、長女ちゃんが聞いてきました。
「保育園って、お金がかかるの?」
「うん、けっこうかかるんだよ。でも、東京都は“無料”にしてくれるんだって」
「えー!じゃあ、次女ちゃんも無料?いいなー!」
次女ちゃんは、にっこり笑顔で手を高らかに挙げていました。笑
おとーちゃんも思わず、
「東京都さん、すばらしい……!」
と手を合わせてしまいました。
でも、本当に“東京都だけ”でいいの?
ここでふと思うのが、
「これ、東京都だけじゃなくて、日本全体でやるべきことじゃないの?」
ということです。
出生率の低下が叫ばれ続けるいま、0〜2歳の保育料を無償化することの意義は、全国共通のはず。
東京都だけがこれをやって、他の県や市では実現されていない。
そんな地域間格差がどんどん広がってしまったら、子育ての公平さって、どこへ行ってしまうのでしょうか。
おかーちゃんも一言。
「東京の制度、羨ましいって思う地域もあるよね。子育てしやすい場所だけ選ばれるのって、ちょっと寂しいかも」
本来、こういう制度こそ国がリードして、全国一律で実施すべきだと思うのです。
デメリットはないのか、考えてみた
どんなに良い制度でも、「影の部分」がないかは気になります。
東京都の制度も、以下のような課題が見え隠れしています。
- 保育士の負担増や人手不足が懸念。
無償化によって利用希望者が増えると、現場はさらに大変になります。 - 自治体格差の拡大。
東京のような財政が豊かな地域だけが支援を拡充できるのは、根本的な問題です。 - 「全部無料」と誤解する保護者の増加。
教材費や延長保育は別料金なのに、「話が違う!」と混乱する例も過去にありました。 - 持続性の不安。
都の財源でどこまで継続できるか、将来的な保証はまだ不透明です。
おとーちゃんとしても、次女ちゃんの未来を考えると、制度の“持続可能性”と“全国的な平等性”は大きなテーマに感じる。
未来のために「国全体での子育て支援」を
「東京ができるなら、国だってやれるはず」
これは我が家に限らず、きっと多くのご家庭が感じているはずです。
東京都の今回の制度は、まさに先駆けですばらしい取り組み。
でも、これをモデルにして、国が本気で全国展開してくれることを心から願っています。
ありがとう、そして全国へ広がれ
東京都の第1子保育料無償化は、心から
「ありがとう」
と言いたくなる制度です。
次女ちゃんの未来に少し明るい光が差し込んできた気がします。
でも、これが「東京都限定」で終わってしまっては、もったいない。
すべての子どもたち、すべてのご家庭が安心して子育てできるように。
今こそ、国が責任を持って、全国一律の支援制度をつくる時ではないでしょうか。
次女ちゃんの笑顔が、日本中に届く未来を、我が家は願っています。
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