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「くそー!」に込められた成長の証

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家族日記
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泣き虫だった長女ちゃん

我が家の長女ちゃん、4歳。

まだまだ小さな子どもですが、最近ひとつ、大きな成長を見せてくれました。

以前の長女ちゃんは、負けず嫌いのかたまりでした。

ピタゴラスイッチの「じゃんけんそうち」で負けると、

うわああああん!

と涙ぽろぽろ。

おとーちゃんとのじゃんけんでも、 かけっこでも、 カルタでも…… 負けた瞬間に口をとがらせ、顔をくしゃっとさせて、泣いてしまうのが定番のリアクションでした。




 

ある日突然の変化

そんな長女ちゃんが、ある日突然、泣かなくなったのです。

きっかけはいつだったでしょうか。

いつものようにカルタをしていて、おとーちゃんが

やったー!先に取れた!

と喜んでみたら瞬間、 長女ちゃんは眉をしかめてから、こう言いました。

くそー!負けちゃった…!次は勝つぞ!

あれ?泣かない?

おかーちゃんと顔を見合わせて、小さく頷きました。

これは……すごい成長だぞ。




 

真似から始まる学び

そういえば、おとーちゃんもおかーちゃんも、 長女ちゃんとの遊びで負けたときには、こんなふうに言っていた気がします。

くそー、負けたかー!次はがんばろ!
うーん、長女ちゃん強いなあ。おかーちゃん、次は勝ちたいぞー

それを、ちゃーんと見ていたんだな。

聞いていたんだな。

ただ泣かずに我慢しているんじゃなくて、 負けた時の気持ちの整理のしかた、 切り替え方を、自分なりに覚えてきたのかもしれません。

小さな体に、大きな心の変化。

その瞬間、おとーちゃんは胸がぎゅっとなりました。




 

「負け」を力に変えて

長女ちゃんにとって、負けるという体験はまだまだ苦くて悔しいことです。

でも、泣く代わりに

くそー!

と言えるようになった今、 その気持ちを前向きな力に変えているのかもしれません。

そして、親の背中ってやっぱり見られてるんだなあと、改めて感じました。

言葉ひとつ、反応ひとつ。

大人にとってはなんでもない一瞬が、 子どもにとっては心の土台を作る材料になっているんですね。




 

次女ちゃんも、ちゃんと見ている

最近は、次女ちゃんもじーっと見てます。

まだ0歳9ヶ月の小さな赤ちゃんですが、 長女ちゃんの喜ぶ顔を見てニコッと笑い、 泣き声が聞こえれば目を丸くしてじっと見つめています。

「見てるだけ」かもしれないけれど、 その「見てる」は、ちゃんと心のどこかに届いているのだと信じています。

我が家の子育ては、今日もにぎやかで、学びの連続です。




 

ガッツポーズの理由

負けても泣かなくなった長女ちゃん。

その

くそー!

の一言に、おとーちゃんはこっそりガッツポーズを決めました。

だってその言葉は、ただの真似ではなく、 気持ちを前に進める、勇気の言葉だから。

これからも、たくさん負けて、たくさん悔しがって、 そしてまた立ち上がる。

そんな姿を見守ることができる幸せに、心から感謝です。




 

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