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朝の別れがつらくて、でも嬉しくて

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家族日記
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最近の我が家の朝には、ちょっとした“儀式”があります。

それは、おとーちゃんが仕事に行く時、長女ちゃんが

行っちゃダメ・・・

と抱きついてくる時間です。

4歳になったばかりの長女ちゃん。

いろんなことが分かるようになってきて、心の中もますます豊かに育っているのを感じます。

そんな中で、仕事に行くおとーちゃんとの毎朝の「お別れ」が、どうにも寂しくてたまらないようなのです。


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ギューっとくっついて離れない

朝ごはんを終え、着替えを済ませ、さあ行ってきますと声をかけるその瞬間。

おとーちゃん、行っちゃダメ!

長女ちゃんはパジャマの袖をひらひらさせながら、おとーちゃんの脚にギューっとしがみついてきます

ときには目に涙をいっぱいためて、

寂しい。

と声を震わせることも。

そんな姿を見ると、こちらの胸もキュッと締めつけられます。

大好きだよ
早く帰ってくるからね

毎日そう言いながら、何とか長女ちゃんの手をそっと離して玄関を出る。

でも、背中にはしばらくの間、小さな視線が突き刺さっているのです。


急ぐ朝に、心が引き裂かれそうになる

おとーちゃんも、社会人。

時間通りに出社しなきゃいけません。

でも、泣きそうな顔で引き止められると、正直なところ…つらいです

ときには、長女ちゃんをおかーちゃんに託し、抱きかかえるようにして離すこともあります。

その瞬間の

うわああん!

という泣き声。

あれを聞いてしまうと、電車に乗っても、仕事中でも、心のどこかがチクチクしてしまいます。

ちゃんと安心させてから出てきたかったなぁ

そんな後悔を抱えて、出社する日も少なくありません。


笑顔の「行ってらっしゃい」を目指して

じゃあ、どうすれば朝の別れをもっと穏やかにできるのでしょうか。

我が家では、いくつかの工夫を試してみています。

たとえば、前の晩に

明日はおとーちゃん、お仕事に行くからね

と予告しておくこと。

そして、

おとーちゃんが帰ってきたら一緒に絵本読もうね

と、楽しみをセットで伝える。

また、長女ちゃんが「行ってらっしゃい」を言えた日は、大げさなくらい褒めるようにしています

えらいねー!もうお姉ちゃんだね
おとーちゃん、うれしい今日もがんばれるよ!

それが少しずつ自信になるのか、最近では涙をこらえながらも、笑顔を見せてくれる日が少し増えた気がする。


今だけの宝物

寂しい」って気持ちを、こんなにもまっすぐに伝えてくれるのは、今だけかもしれません

そのうち、

行ってらっしゃーい

とテレビを見ながら手を振る日が来るのかな、と。

いや、それもそれで成長なのですが、ちょっぴり寂しい気もします。

だから今は、毎朝の“ギュー”を、大切に心に刻んでおこうと思います。

遅刻ギリギリの朝でも、できるだけ笑顔で応えられるおとーちゃんでいたいのです。


今日もがんばろう

子どもの成長にとって、親との「行ってらっしゃい」や「おかえり」は、小さな安心の積み重ねなのかもしれません。

だからこそ、おとーちゃんも毎朝のひとときを、ただの「出勤前」ではなく、家族との大切な時間として過ごしたいと思っています。

さあ、今日も行ってきます。

おとーちゃん、いってらっしゃい!

その笑顔に背中を押されて、がんばる力をもらっています。

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