最近、スーパーで買い物をしていると、つい声に出しそうになるのです。
「またちょっと値段上がってるなぁ……」
でも、騒ぐほどでもないんですよね。
一つひとつは数円、十数円の話だったりして。
けれど、それがじわじわ積もっていく感じ。
まるで静かに忍び寄る足音のように、確実に家計に響いてきます。
我が家のように子育て真っ最中の家庭にとって、この「静かな値上げ」は見過ごせない現実です。
それだけに、消費税の減税やガソリン価格の抑制などの話題には、自然と目がいってしまうものです。
減税に向けて奮闘する野党たち
最近のニュースを見ていると、野党の皆さんが「消費税減税」を実現させようと動いていることがわかります。
「この物価高を乗り越えるには、税の負担を減らすしかない」と、力強く訴えている姿は、頼もしくもあります。
一方で、それに対する与党(しかも少数与党)の皆さんは、まるで他人事のように冷静で。
というか、そもそも「その気がまったくない」という雰囲気すら漂っています。
我が家のような一般家庭にとっては、切実な問題なのに……と、もどかしい気持ちになります。
「もっと真剣に、我々の暮らしを見てほしいなぁ」
と、おとーちゃんはつぶやくのでした。
ガソリン減税には期待できる?
そんな中で、ちょっぴり明るい話題もあります。
「ガソリン価格の抑制」に関しては、野党間で足並みが揃っているとのこと。
しかも、その方向で実現に向かっているというではありませんか。
車がないと生活が成り立たない地域に暮らす我が家としては、これは本当にありがたいニュースです。
保育園の送り迎え、買い物、公園へのお出かけ、週末の家族ドライブ。
どれをとっても車が必要不可欠。
おとーちゃんの車はちょっと燃費が悪いけど、それでも家族の足として毎日活躍してくれています。
だからこそ、ガソリン価格が落ち着いてくれるだけで、家計へのインパクトはとても大きいのです。
「助かるねぇ、少しでも安くなると」
と、おかーちゃん。
消費税減税の難しさ
とはいえ、消費税の減税に関しては、なかなか話がまとまらない様子。
野党の中でも、「どのくらい減らすのか」「その財源はどうするのか」で意見が分かれていて、足並みが揃わないとのこと。
正直、「全部ゼロにしろ」とまでは言いません。
でも、せめて「ここまでは下げよう」とか、「子育て世帯にはこの支援を」といった最低ラインを共通して打ち出してくれたら、希望が見えてくるのに……と思ってしまいます。
「減税」という言葉は、ただの政策じゃなくて、「暮らしを守る手段」でもあるはずですから。
長女ちゃんが
「いくら高いの?食べたいな。」
と、ぽつり。
次女ちゃんは、ハイハイしながら空になったお菓子袋を不思議そうに見つめています。
こんな日常の中にこそ、政治の影響があるのだと、あらためて感じるのでした。
声にならない願いを、形にしてほしい
もちろん、減税には財源の問題がありますし、一筋縄ではいかないことも多いのだと思います。
でも、私たちの「ちょっと苦しい」「もう少し楽にならないかな」という気持ちは、本当にささやかな、でも切実な願いです。
それを「選挙のためのパフォーマンス」にせず、真剣に受け止めて、少しずつでも形にしてもらえたら。
それが政治のあるべき姿なんじゃないかなと、おとーちゃんは思うのです。
「静かに上がる」日常の値段たちに、静かに耐える我が家。
だけど、そんな暮らしの中に、小さな光が差し込む日を、今日も待っています。
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