子どもが急に熱を出すと、親としては心がざわつきます。
特にそれが夕方だったり、週末だったりすると、どう判断すべきか迷ってしまうものです。
先日、我が家の長女ちゃんが39℃を超える発熱をしたときも、まさにそんな状況でした。
おとーちゃんとおかーちゃんは、いろんな可能性を考えて、あたふたしてしまいました。
突然の発熱と週末の不安
その日は夕方でした。
いつも元気いっぱいの長女ちゃんが、お昼寝後に
「なんかだるい……」
と言って、ぐったりと布団に横になっていたのです。
おでこに手を当てると、熱い。
体温計で測ってみると、なんと39.2℃。
「これは、もしかしてインフルエンザ?」
「最近、夏でもインフルエンザ流行ってるって聞いたし……」
おとーちゃんとおかーちゃんの頭の中に、いろんな可能性がよぎります。
しかも週末で夕方だったので、ほとんどの小児科が終わり・・・。
迷った末に、
「念のため診てもらおう」
と夜間診療に行くことにしました。
まさかの診察断念
夜間診療所に到着し、受付で症状を説明すると、すぐにこう伝えられました。
「現在はインフルエンザの検査は行っておりません」
「診察料は7,000円になります(子ども医療費助成の対象外です)」
えっ!? 7,000円!?
おとーちゃんとおかーちゃんは顔を見合わせて、しばしフリーズ。
確かに長女ちゃんは発熱しているけれど、意識ははっきりしていて、呼吸も落ち着いている。
「それなら、今日は家で様子を見て、明日あらためて受診しようか……」
そう判断して、診察は受けずに帰宅することにしました。
長女ちゃんのために早めの判断をしたつもりでしたが、結果的には、何もせずに7,000円を払うことになりかけたわけで……
ちょっと切ない気持ちになりました。
やっぱり平日診療が安心
幸いにも、その晩の長女ちゃんの熱は徐々に下がり始め、次の日には少し元気も戻ってきました。
近くの小児科が週末でも午前だけ診療していたので、そちらで改めて受診。
結果、特に重い病気ではなく、夏風邪とのことでした。
インフルエンザでもなく、危険な症状もなかったことに、家族みんなでホッとしました。
あのとき、もう少し情報を集めて冷静に判断できていたら……
とも思いますが、親としては「念のため」はとても大事な気持ちです。
お金と安心のバランス
夜間診療のありがたさを感じる一方で、
「これって必要だったのかな……」
と少し考えさせられた今回の経験。
子ども医療費助成が適用されないケースもあるということを、もっと知っておくべきでした。
そして、受診前に「どんな診療が受けられるか」「費用はどれくらいかかるか」も確認しておくことの大切さを実感しました。
とはいえ、やっぱり一番は、子どもが元気でいてくれること。
次女ちゃんも、長女ちゃんの様子をじっと見ながら、時折
「うーっ」
「んまー!」
と不思議な声で反応していたのが、なんだか可愛くて癒されました。
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