先日の次女ちゃんの8・9ヶ月検診で、小児科の先生から「次女ちゃんに乱視の疑いがありますね」と指摘され、初めて「眼科に行きましょう」と言われました。
もちろん心配ですが、
「小さな子どもの乱視って大丈夫なのかな?」
という気持ちも強くて、今回はそのあたりを、調べてみた情報をもとにまとめてみますね。
小児の乱視とは?なぜ起こるの?
まず、乱視とは角膜やレンズの形が少し歪んでおり、光が一点に集まらずボヤけて見える状態を言います。
生後間もない赤ちゃんには、このような“屈折異常”が比較的よく見られることが分かっています。
たとえば0歳〜1歳児では、1歳未満で臨床的に意味のある乱視が見つかる割合はわずか1~2歳の幼児と比べてかなり高く、約5〜10倍とも報告されています。
乱視が起こる原因としては、生まれつき角膜やレンズの形状が少し変わっている場合や、ご家族に近視・遠視・乱視があると遺伝的にその傾向が出やすいとも考えられています 。
特に、遠視や近視とセットで起きやすいようです。
次女ちゃんの場合、心配すべきこと?
次女ちゃんはまだ0歳9ヶ月と、視力発達の途中段階。
実は多くの乱視は成長とともに自然に改善される傾向があるようです。
1歳から2歳にかけて乱視の程度や頻度は大きく減るといわれています。
とはいえ、大きな屈折異常が左右の目で差がある場合(不同視)は「不同視弱視」という弱視につながる可能性があるとのこと。
弱視とは、脳が片方の目だけを使って視覚を発達させてしまい、もう片方の目の視力が育たない状態です。
そのため、小児眼科では屈折検査(近視・遠視・乱視)、眼位や視力検査などを通じて、視力発達に影響がないか丁寧に診断してくれます。
小児の乱視ってどうやってわかるの?
「こんなに小さな赤ちゃんの乱視って、どうやって調べるんだろう?」
と疑問に思ったおとーちゃん。
実は、赤ちゃんでも屈折異常(近視・遠視・乱視)は検査機器を使って確認できるんです。
具体的には「スポットビジョンスクリーナー」や「レチノスコピー(眼位測定器)」などの特殊な器械を使って、赤ちゃんがじっとしていなくても数秒で検査可能。
これにより、目の焦点がどう合っているか、左右の目に差があるかなどが数値でわかります。
また、生後6ヶ月〜1歳頃になると、光を目で追うか、注視するかといった視線の動きや、目の位置(斜視がないか)なども総合的に判断されます。
場合によっては、瞳孔を広げる目薬(散瞳薬)を使って、より正確な屈折度数を測定することもあります。
次女ちゃんも、眼科で「特に泣かずにじーっと見てくれて助かりました」と言われました。
次女ちゃんの興味津々な目が、診察にも一役買ってくれたみたいです。
心配だけど、本当に大丈夫?おとーちゃんの気持ち
おかーちゃんと一緒に次女ちゃんの目のことを話しながら、まだ笑ったり泣いたりする仕草しかできないけど、時にはにっこりお顔を向けてくれる姿を見ると、
「この小さな子が将来よく見えるようになれるかな」
と思わず涙が出そうになります。
でも、専門家によると「小さな子の乱視は多くが自然に改善される可能性が高い」こと、「早期に検査・治療すれば弱視のリスクも減らせる」ことがはっきりしています。
小児眼科の診察を受けることで、不安はずっと軽くなるはずです。
おとーちゃんより
次女ちゃんの乱視の話を聞いて、最初は
「大丈夫なのかな…?」
と胸がギュッとなりました。
ですが、調べてみると0歳児の乱視はよくあることで、多くは自然に改善される傾向あるという情報があり、少しホッとしました。
ただし、左右の差が大きい場合や強い乱視だと弱視につながるリスクがあるため、眼科での検査と早期の対処がとても重要とのこと。
視力の感受性が高いのは今、生後~3歳くらいまで。早め早めの対応で安心感につながります。
次女ちゃん、おかーちゃん、長女ちゃん、我が家みんなで健康に見守っていこうね。
優しい光をたくさん浴びて、元気いっぱい育っていこうね、次女ちゃん。
コメント