子どもたちの成長を願うとき、「心」や「頭」ばかりに目が向きがちですが、実は「足」こそが大切な土台だと知ったとき、おとーちゃんはハッとしました。
理学療法士という仕事柄、身体のことには人一倍敏感なおとーちゃん。
けれども、わが子たちの「足」については、これまで深く考えたことがありませんでした。
そんなときに出会ったのが、『子どもの成長は足で決まる!』(運動と医学の出版社)という一冊。
足が育てる、未来の可能性
この本では、子どもの「足」がいかに発育・発達に影響を与えるかが、医学的な視点と実践的なアドバイスで語られています。
足のアーチ、指の使い方、靴選び、そして裸足での遊びの大切さ。
「なるほど、子どもは足から育つんだな」
と納得の連続でした。
おとーちゃんは思わず、自宅にある長女ちゃんの靴を片っ端からチェック。
「これはサイズが小さいな」
「この靴、かかとが潰れてる」
なんて、ちょっと反省モードにもなりました。
長女ちゃんの足が教えてくれたこと
長女ちゃんはサッカーが大好き。
公園に行けばボールを追いかけて走り、保育園では男の子たちと競り合って、負けず嫌いの笑顔を見せてくれます。
来月には運動会。
「一等賞とるからね!」
と張り切る長女ちゃんの姿に、おとーちゃんも胸が熱くなります。
そんな彼女の成長を支えているのも、やっぱり「足」なのだと実感しました。
歩くこと、走ること、跳ぶこと。
すべての始まりは、日々の積み重ねの中にあるんですね。
本を読んで感じた、親の役目
『子どもの成長は足で決まる!』を読み進める中で、親として何ができるかを考えるようになりました。
ちゃんとした靴を選んであげること。
家の中でも、つま先立ちやバランス遊びを取り入れてあげること。
「ただ見守る」だけでなく、「育てる視点」を持つ大切さを教えてくれた一冊です。
「次女ちゃんも、そのうちいっぱい走るようになるんだろうな」
と、おかーちゃんと話していたら、
次女ちゃんがニコーッと笑って、ハイハイでこちらへ猛突進。
小さな足でも、すでに未来への一歩を踏み出しているんだなと感じました。
運動会に向けて、今できること
来月の運動会に向けて、長女ちゃんは毎日、家の中、庭、公園でダッシュの特訓中。
「がんばれ〜!」
と次女ちゃんの応援(に見える笑い声)も、我が家の元気の源です。
本を読んで以来、おとーちゃんは足を意識した遊びを積極的に取り入れるようになりました。
縄跳び、けんけんぱ、石の上を渡るバランス遊び。
「体を育てる」って、難しいことじゃなくて、日常の中でできることなんですね。
子どもの足を見つめ直すことで、育児にも新しい発見がありました。
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