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ココアで足が速くなる魔法

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家族日記
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我が家の毎日は、小さなハプニングと笑いでいっぱいです。

そのひとつひとつが、日記のように心に残り、後から思い出すとふわっと温かい気持ちになります。

今日は、長女ちゃんのご飯タイムで起きた、ちょっとした奇跡のお話。




 

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ご飯がなかなか進まない長女ちゃん

長女ちゃんは、食べることが好きな反面、食べ終わるまでがとてもスローです。

「まだ残ってるよー」

と声をかけても、マイペースにスプーンを動かし、気がつけば周りの子よりもずいぶん遅く食べ終わることも多々あります。

それでも、ピザやいくらなど好きなものが出てくると目を輝かせて食べ進める姿は、見ていて本当に愛おしい。




 

ココアを残した長女ちゃん

その日も例によって食事に時間がかかっていましたが、珍しく自分から

「ココア飲む!」

と言ってくれたのです。

しかし、いざテーブルに置かれたココアは、なぜか半分以上残ったまま。

「もういらない」

と言わんばかりにストローを横に倒してしまった長女ちゃん。

そんな時に飛び出したのが、おかーちゃんの一言でした。




 

魔法みたいなひとこと

おかーちゃんは、ふと長女ちゃんに向かって言いました。

ココア飲むと足早くなるよ!

その言葉を聞いた瞬間、思わずおとーちゃんは吹き出しそうになりました。

だって、根拠なんてどこにもありません。笑

でも、その響きがなんだか魔法の呪文みたいで、妙に心に残ったのです。




 

よっしゃー!の長女ちゃん

面白いのは、そのセリフを聞いた長女ちゃんの反応でした。

「よっしゃー!飲むぞ!」

急に元気を取り戻し、ストローをぐいぐい吸い上げる長女ちゃん。

ココアを一気に飲み干す姿に、おとーちゃんもおかーちゃんも顔を見合わせて笑ってしまいました。

本当に足が速くなるかどうかなんて関係ありません。

その瞬間、長女ちゃんの心に「やる気スイッチ」が入ったことが、何よりもうれしかったのです。




 

言葉の力ってすごい

子どもにとって、大人のひとことは不思議なほど大きな力を持っています。

何気ない一言が、子どものやる気や気持ちを変える。

そしてその姿を見て、大人もまた元気をもらう。

ココアがもたらしたのは栄養だけではなく、そんな「言葉の魔法」だったのかもしれません。




 

家族の笑いが生まれる瞬間

子育てをしていると、思い通りにならないことの方が多いです。

食べるのが遅かったり、残したり、泣いたり、笑ったり。

でも、そんな一場面に「クスッ」と笑える瞬間があると、一気に救われるような気持ちになります。

おかーちゃんのセリフと、長女ちゃんの元気な返事。

あの日の食卓は、我が家にとって忘れられない小さな宝物になりました。




 

家族日記
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