まだまだ残暑が厳しい日のこと。
我が家もエアコンと扇風機を組み合わせて、どうにか涼をとりながら過ごしています。
夜寝るときは、扇風機の高さを少し低くして風を循環させているのですが、そのまま朝を迎えると、とんでもないハプニングが起きてしまいました。
今日はその一部始終を、少しヒヤリとしつつ振り返ります。
朝の「ドゥルルルル」事件
その日も朝から蒸し暑く、まだ扇風機をつけたままリビングで過ごしていました。
すると突然、「ドゥルルルル」と嫌な音が響いたのです。
振り返ると、次女ちゃんが扇風機の前で小さな体を揺らしながら、なんと親指を挟んでしまっていました。
「うわっ!あーーーー!」
思わず声を上げたおとーちゃんは、急いで次女ちゃんの手をつかみ、瞬時に指を抜きました。
幸いなことに、指の皮が少し剥けただけで済みましたが、一瞬で血の気が引いた瞬間でした。
小さな指の強さ
次女ちゃんは最初こそびっくりして泣いてしまいましたが、すぐに
「えへへ」
と笑顔を見せてくれました。
小さな親指には赤くなった跡が残っていて、見るたびに
「ごめんな、気をつけなきゃな」
と胸が締め付けられる思いです。
おかーちゃんも駆け寄ってきて、
「本当に切断とかじゃなくてよかった…」
とホッとしながらも、しばらく次女ちゃんの手をさすっていました。
赤ちゃんの指は本当に小さくて柔らかいのに、あの回転する羽に耐えたんだと思うと、なんだか不思議な強さを感じました。
安全対策を考える
今回のことをきっかけに、我が家ではすぐに扇風機の位置を高くし、指が届かないように見直しました。
また、ネット部分にカバーを追加するなど、できる限りの安全対策を考えるようになりました。
長女ちゃんも状況を見て、
「もう指入れたらダメなんだよ」
と心配そうに声をかけていました。
姉妹のやりとりを見て、少しずつ家族みんなで学んでいけることもあるのだなと感じます。
家族の絆を確かめた朝
冷や汗をかくハプニングではありましたが、次女ちゃんが大きなケガをせずに済んだことに、心から感謝しました。
小さなアクシデントを通じて、家族みんなが「守る」気持ちを共有できたように思います。
子どもたちは日々成長し、できることが増えていく分、危険も増えていきます。
その度におとーちゃんとおかーちゃんで「どうすれば安心して過ごせるか」を話し合いながら、一歩ずつ工夫していきたいです。
これからも我が家の毎日は、ヒヤリとしたり、ホッとしたり、笑ったり泣いたりの繰り返し。
そんな日々を大切に刻んでいきたいと思います。