昼ご飯のあと、少しだけ目を閉じる時間。
それはおとーちゃんにとって、仕事の日でも休みの日でも欠かさない小さな儀式です。
世間では「昼寝は5分がいい」とか、「いや15分がベストだ」とか、いろんな説があります。
けれど、おとーちゃんの場合は10分。
タイマーをかけるわけでもないのに、その時間になると自然と目が覚めます。
そして不思議と、夕方になっても眠くならないし、仕事の効率も落ちません。
10分昼寝の不思議な効果
たった10分で、本当に休めるの?と思う人もいるかもしれません。
でも、この「短時間睡眠」にはちゃんと理由があります。
医学的には、昼寝は15〜20分以内が理想と言われています。
これは「パワーナップ」と呼ばれ、深い眠りに入る前に起きることで、頭がぼんやりすることを防げるのです。
10分の昼寝でも、脳は「休憩モード」に切り替わり、集中力や記憶力が回復します。
おとーちゃんの場合、この10分がちょうどよくて、起きたあとは頭がスッキリ。
むしろ15分寝ようとすると、少し体が重く感じることもあります。
我が家の昼寝時間
休日の昼食後、ソファに横になろうとすると、長女ちゃんがすかさず近づいてきます。
「おとーちゃん、また寝るの?」
その声はちょっと寂しげで、ほんのり拗ねています。
次女ちゃんははいはいでやってきて、にこーっと笑いながらおとーちゃんの足をペシペシ。
「これじゃ寝られないよ…」
と心の中でつぶやきつつも、その温もりと笑顔に思わず目尻が下がります。
そんな小さな攻撃(?)を受けながらも、気づけばウトウト…。
そして、目が覚めるとちょうど10分。
まるで体内時計がそう設定されているかのようです。
どれくらいがベストかは人それぞれ
おとーちゃんは10分で十分ですが、もちろん人によって最適な時間は違います。
5分でも元気になる人もいれば、20分くらいがちょうどいい人もいます。
ただし、30分以上寝ると深い眠りに入ってしまい、起きたあとにだるさが残ることが多いです。
昼寝は「しっかり寝る」というより、「脳を休める小休憩」と考えると、短時間でも効果を感じやすくなります。
昼寝を習慣にするコツは、毎日同じ時間・同じ場所で行うこと。
そうすると、体が「この時間は休むんだな」と覚えて、スムーズに寝入り、スッキリと起きられるようになります。
昼寝は体も心も元気にする
短い昼寝の後は、集中力が上がるだけでなく、気持ちも前向きになります。
おとーちゃんの場合、昼寝のあとは不思議とイライラしにくくなり、仕事も家事もスムーズにこなせます。
そして何より、昼寝をしているときに感じる家族の気配が心地よいのです。
長女ちゃんの小さな声、次女ちゃんの笑顔、おかーちゃんのキッチンから聞こえる食器の音。
その全部が、10分間の静かな幸せを彩ってくれます。
自分に合った「魔法の時間」を見つけよう
結局のところ、昼寝の正解は人それぞれです。
おとーちゃんにとっては10分がベスト。
あなたにとっては、もしかすると7分かもしれませんし、15分かもしれません。
大切なのは、その時間が終わったときに「よし、午後もがんばろう」と思えること。
昼寝は、忙しい毎日に差し込む小さな魔法です。
午後の元気を作るために、自分だけのベストタイムを見つけてみてください。
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