暑い夏の夜。
少しでも快適に眠りたいと思って、いつものようにエアコンのスイッチをポチッと押しました。
でもね、1時間経ってもまったく部屋が涼しくならないんです。
「ん?今日は特別暑いのかな?」
と思いつつ、手をかざしてみると……
なんだか風がぬるい。
これはおかしいぞと、おとーちゃんの勘が騒ぎ出す。
まずはフィルター掃除から
「そうだ、フィルターが詰まってるのかもしれない」
と思い立って、脚立を引っ張り出してフィルターをチェック。
うっすらホコリが付いていたので、丁寧に水洗いして乾かし、再装着。
これで大丈夫なはず……と期待してスイッチを入れたのですが、やっぱりぬるい風が吹くだけ。
「これって、もしかして……壊れた?」
と一瞬ヒヤリとしました。
暑さに耐えられず、メーカーに電話
我が家には長女ちゃんと次女ちゃんがいます。
小さな子どもにとって、夏の夜の暑さはなかなか辛いもの。
「おかーちゃん、なんか暑いよー」
「おとーちゃん、エアコン壊れたの?」
そんな声が聞こえてきて、これは悠長に構えていられないと、すぐにメーカーのサポートに電話。
故障じゃなかった!意外な原因とは
サポートの方が親切にいろいろとチェックポイントを教えてくれて、その中に「ルーバーにホコリが溜まっていませんか?」という項目がありました。
ルーバー?
調べてみると、ルーバーとは風向きを調整する羽の部分のことらしいのです。
早速ライトを照らして覗き込んでみると……そこには信じられないくらいのホコリの山が!
「うわ、これは……やばい」
綿棒や掃除機を使って、地道にホコリを取り除いていくと、風の通りがみるみるうちによくなっていくのが分かりました。
そしてスイッチを入れた瞬間、
「おぉー!涼しい!やったー!」
長女ちゃんが大喜び。
おとーちゃんも思わず
「エアコンって、ちゃんと風を送ってくれてたんだなぁ」
と感心してしまいました。
やっぱり掃除は毎年しよう
思い返してみれば、去年の夏はバタバタしていて、エアコンの掃除をすっかり忘れていました。
フィルターはなんとなく掃除していても、ルーバーの奥まで気を配ることって、なかなか無いですよね。
でも今回の件で、「ちゃんと掃除しよう」と心に決めたおとーちゃんです。
それにしても、暑い夏はもうそろそろ終わってほしい。
「早く冬になってくれ〜」
と、毎晩布団の中でつぶやく我が家の夜です。
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