長女ちゃんがサッカー教室に通い始めて、少しずつボールにも慣れてきました。
「サッカーが好き」
「やりたい」
と言ってくれるのは、とても嬉しいことです。
けれども、数回に一度はもじもじしてしまい、おとーちゃんやおかーちゃんから離れられない日があります。
先日のサッカー教室では、特にそれが強く出てしまい、試合だけの参加になりました。
しかもその試合中に顔にボールが当たり、泣いてしまうハプニングもありました。
それでも
「またやりたい」
と小さな声で言った長女ちゃんの姿に、おとーちゃんは胸が熱くなったのです。
甘えたい気持ちと安心を求める気持ち
「どうしてやらなかったの?」
と聞いても、はっきりした答えは返ってきませんでした。
けれども、なぜかそのときに0歳10ヶ月の次女ちゃんの名前が出てきたんです。
サッカー教室の日、見学席でおかーちゃんに抱っこされている次女ちゃんの姿を、長女ちゃんはちらちらと見ていました。
赤ちゃんは泣けばすぐに抱っこしてもらえるし、みんなの視線が自然と集まります。
それを見て長女ちゃんも
「私も抱っこしてほしい」
「私のことも見てほしい」
と思ったのかもしれません。
まだまだ4歳。
サッカーも好きだけれど、同じくらい「自分も大切にされたい」という気持ちでいっぱいなんです。
サッカーを続けたい気持ち
うれしいのは、長女ちゃんがサッカー自体を嫌いになっていないこと。
試合で顔にボールが当たって泣いたあとも、少し落ち着いてから
「もう一回やりたい」
と言っていました。
その言葉を聞いたとき、おとーちゃんはホッとしました。
やりたい気持ちはちゃんと心の中にある。
だからこそ、安心できる環境さえあれば、もっとのびのびとボールを追いかけられるはずです。
我が家でできる工夫
長女ちゃんが安心してサッカーを楽しめるように、少しずつ工夫をしていきたいと思っています。
例えば…
- プレー中は「いいぞ!」と大きな声をかける。
- 帰り道に「今日のドリブル、かっこよかったね」と具体的にほめる。
- サッカー後におとーちゃんと二人だけの“特別なおやつタイム”をつくる。
そうやって「長女ちゃんは大切にされている」という気持ちを伝えることが、何よりの応援になるはずです。
長女ちゃんらしく成長してほしい
子どもがもじもじするのは、ただの恥ずかしさや逃げではなく、「もっと安心したい」「もっと見てほしい」という気持ちの表れ。
長女ちゃんはサッカーを通して、その気持ちと少しずつ向き合っているのだと思います。
泣いたり、甘えたり、また笑顔でボールを追いかけたり。
そのすべてが長女ちゃんの成長の一部であり、きっと大切な思い出になるのでしょう。
おとーちゃんはこれからも、サッカーを楽しむ長女ちゃんを温かく見守っていこうと思います。
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