夏の夕暮れ、隣の市で開かれた夏祭りに足を運びました。
本当なら家族みんなで出かける予定だったのですが、次女ちゃんの体調が少し優れず、おかーちゃんとお留守番に。
結果として、長女ちゃんとおとーちゃんの二人だけの夏祭りデートに。
「おこづかいください!」の一言
お祭りに行く前から、長女ちゃんは元気いっぱい。
支度を終えた瞬間におかーちゃんの方を振り返り、声を張り上げました。
「おこづかいください!」
どうやらおかーちゃんに仕込まれていたようで、堂々たるお願いの姿に思わず笑ってしまいました。
4歳の小さな財布にはまだ硬貨の重みは分からないけれど、「自分のお金で遊ぶ」という感覚をちょっとだけ体験できたのかなと思います。
夢中で遊んだ夏祭り
会場に着くと、夜店の灯りと人のにぎわいに長女ちゃんの目はキラキラ。
「くじびきやりたい!」
「かき氷たべたい!」
「わたあめも!」
と次から次へとリクエストが飛んできます。
正直、おこづかいのやりくりなんて4歳にはまだまだ難しいものです。
結局、おとーちゃんの財布は全開放。
制限なしのお祭り遊びとなりました。
くじ引きに挑戦し、鮮やかなブルーの風船を背中につけて得意げに歩く長女ちゃん。
かき氷を頬張りながら、ふわふわのわたあめを手にして、口の周りを真っ白にしていました。
さらに宝石すくいや魚つりくじにも夢中。
「やったー!」
と笑顔で跳ねる姿を見ているだけで、おとーちゃんも胸がいっぱいになりました。
成長とこれから
帰り道、風船をゆらゆらと揺らしながら歩く長女ちゃんの後ろ姿を見て、ふと考えました。
今はまだ「欲しいもの全部!」の年齢ですが、小学生になったら少しずつ「おこづかいの範囲で楽しむ」という体験もしていけたらいいなと思います。
もちろん、今日のように笑顔いっぱいで遊びまくる時間も大切。
でも、ビール代まで吸い込まれてしまう未来はちょっと避けたいところ。笑
夏祭りの思い出
次女ちゃんとおかーちゃんがいなかったのは残念でしたが、長女ちゃんとの二人きりの夏祭りは、かけがえのない思い出になりました。
小さな手を引いて歩く賑やかな夜の街、目を輝かせながら遊びつくすその姿は、きっとおとーちゃんの胸に長く残り続けることでしょう。
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