夏の風がまだじめじめしている今日このごろ。
世間では「来月はお盆休みがある」という響きが、どこか特別な時間のように感じられる季節になってきました。
でも、おとーちゃんにとってのお盆は、ちょっと切ない響きでもあります。
なぜって?
それはもう、ほとんど仕事だからです…。
保育園は家庭保育期間ですって
我が家の長女ちゃんがお世話になっている保育園から、ある日お便りが届きました。
「お盆期間中は家庭保育にご協力をお願いします」
なるほど。
先生たちもお休みが必要ですし、他のご家庭も帰省したり旅行したり、いろんな予定があるのだろうなと思います。
でも、現実の我が家では、ちょっと事情が違いまして…。
おとーちゃん、仕事なんです。
お盆も、平日も、なんなら祝日も、関係なく。
病院で働いてるので、365日シフト制なんです。
一応、無理やり休みを2日だけねじ込みました。
でもそれ以外の5日間は、がっつりお仕事。
頼れるのは、おかーちゃん
そんなわけで、このお盆は「おかーちゃんのワンオペ育児」な毎日が続きます。
おかーちゃん、長女ちゃん(4歳)、そして次女ちゃん(0歳8ヶ月)。
朝から晩まで、3人でがんばってくれています。
次女ちゃんは
「キャッキャッ」
「ふえぇぇぇ〜ん」
「バウバブ!!」
と感情を全開放。
長女ちゃんは、
「おかーちゃん、見て〜!」
と何かと報告してきてくれる。
おかーちゃんは、そのすべてをひとりで受け止める。
まさに聖徳太子。
お昼ごはんを作って、食べさせて、オムツ替えて、泣き止ませて、遊んで、お昼寝させて…。
家に帰って、そんな一日を話してくれるおかーちゃんを見て、
「ごめんね…」
としか言えないおとーちゃんです。
休める2日間、どうしよう
やっと取れたおとーちゃんの2日間のお休み。
でも、これを「家族サービスデー」にするのか、「おかーちゃん休憩デー」にするのか、ちょっと悩みます。
「1日目は子どもたちといっぱい遊ぶ日、2日目はおかーちゃんひとりでカフェにでも行ってもらおうか?」
そんなふうに考えて、予定を立てようかなと。
長女ちゃんも、
「おとーちゃんと遊ぶ!」
と目をキラキラ。
次女ちゃんは、おとーちゃんの顔を見てにっこり笑。
たった2日だけど、できるだけの感謝と愛情を伝えたいな、と思います。
夏のはざまで
帰省も旅行も特別なイベントもなく、我が家のお盆はいたって日常。
けれど、その日常の中に、家族の時間があって、笑い声があって、疲れもあるけど温かさもある。
「ありがとう、おかーちゃん」
「がんばったね、長女ちゃん」
「えらいね、次女ちゃん」
そんな気持ちを、ひとつひとつ口にしながら、今年のお盆も、我が家らしく過ごせたらと思います。
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