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家族みんなで健康長寿を長くしよう

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―『60代から差がつく 健康長寿のための からだのトリセツ』は子育て世帯にも役立つ一冊!―


じいちゃん、また走って!
ばあちゃん、抱っこ~!

そんな無邪気な長女ちゃんの声に笑顔を向けながらも、おとーちゃん自身も、将来じいちゃんになって孫と元気に遊べるのか、、、不安になることがあります。

この本、『60代から差がつく 健康長寿のための からだのトリセツ』(園部俊晴・著)は、まさにそんな世代にも読んでほしい一冊です。

もちろん、高齢者向けの本ではありますが、実は子育て真っ最中の親世代にも、多くの気づきとヒントを与えてくれます。

なぜなら、“健康な老後”は、“今からの習慣”で決まるから。そしてそれは、“家族の幸せ”そのものにも直結するのです。


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家族に迷惑をかけない、その先にある「家族とずっと遊ぶ幸せ」

著者は理学療法士として30年以上の経験を持ち、アスリートから高齢者まで幅広くサポートしてきた園部俊晴 先生。

彼は本書で、「健康寿命を10年延ばす」ことの大切さを、データと臨床経験をもとに説いています。

でも、その目的はただ“長生きする”ことではありません。

家族に迷惑をかけずに、最期まで自分の足で立って動く」こと。

そして、「大好きな孫とずっと一緒に笑い合える」こと。

そのために必要なのが、“今の体を正しく使い、正しく鍛える”という、からだの使い方の習慣です。

本書では、そのための柔軟性・筋力・バランスの整え方を、写真や動画を交えて丁寧に解説しています。


子育て世帯にも響く“今すぐできる健康の積み重ね”

「60代から」と銘打たれたタイトルですが、内容の多くは40代・50代、さらには子育て世代にも直結しています

特に注目したいのはこの3つ。

① 抱っこやおんぶもラクになる“体幹の整え方”

子どもを毎日抱っこしていると、腰や肩がガチガチになりますよね。

本書の「大腰筋」「殿筋群」の鍛え方は、まさに“日々の抱っこ育児”の疲れを軽減してくれるヒントの宝庫です。

膝や股関節に負担をかけない「正しい姿勢」と「動作のクセ」の改善法が、産後の不調改善にも役立ちます。

② 家事がそのままトレーニングになる“日常動作エクササイズ”

掃除機をかけながら、洗濯物を干しながら――そんな「ながら運動」を日々のルーティンにする方も、親世代にはありがたい知恵です。

限られた時間の中でも「5分のサーキット」で筋力・バランス力を養える構成が、子育て世帯にも取り入れやすい。

③ 子どもにも見せたい「体を大切にする習慣」のお手本

親が運動を習慣にしていると、子どもも自然と真似をします。

「ママが毎朝ストレッチしてるから、私もやってみよう」

そんな風景が家庭に根づけば、世代を超えて“からだのトリセツ”が活きていきます。


目次紹介

  1. 第1章「人生はロングゲーム」
    健康寿命と平均寿命の差、60代から現れる老化の“差”や医療費・介護費の増加など、背景から健康寿命延伸の重要性を紐解きます。
  2. 第2章「柔軟性 –老いを遠ざける柔らかいからだ–」
    体幹・股関節・膝の柔軟性を高める方法を段階的に解説。
    柔らかい身体が、孫との遊びや日常の動作を楽にする基盤になります。
  3. 第3章「筋力 –いきいきと自由に動けるからだ–」
    加齢で弱まりやすい大腰筋・大殿筋・大腿四頭筋といったキーマッスルを効率的に鍛えるエクササイズを掲載。
    歩行や立ち上がり力の向上に直結します。
  4. 第4章「バランス能力 –安定してきれいに動けるからだ–」
    荷重偏りや転倒リスクを軽減するバランス改善のノウハウ。
    孫と手をつないで歩くなど、日常行動の安定に役立ちます。
  5. 第5章「健康寿命を延ばす日常のヒント」
    継続のコツや日常に取り入れやすいサーキットトレーニング(5分程度)など、忙しい孫育て世帯にも取り入れやすい実践法が満載。

おすすめ章の深掘り:孫と遊び続けるための“柔軟性と筋力”

とくにおすすめしたいのは、第2章「柔軟性」と第3章「筋力」の章。

これらは単なる運動理論ではなく、「なぜ今それが必要か」「どの動きが何に効くか」が明確に解説されています。

たとえば、

  • 大腿四頭筋は、転倒予防だけでなく、椅子からの立ち上がりや子どもを抱えるときの支えにも。
  • 殿筋の強化は、腰痛対策だけでなく、子どもとしゃがんで遊ぶ際の安定にもつながります。

「越えトレ」「ペットボトルで腰伸ばし」などのユニークな方法も登場し、楽しく実践できるのが魅力です。


“人生100年時代”を家族で笑顔に過ごすために

本書は、人生100年時代をどう生き抜くか、その指針を与えてくれます。

しかし、その内容は決して「老後対策」だけではなく、家族全体の健康づくりの入口としても機能します。

・おじいちゃん、おばあちゃんと孫が一緒に公園で遊ぶ。
・おかーちゃんがストレッチしてる横で、子どもが真似をする。
・「健康ってこうやって守るんだよ」と親が体で教える。

そんな未来を描きたいご家庭にこそ、この一冊は強くおすすめできます。


からだのトリセツは「家族のしあわせマニュアル」

おとーちゃんとして願うのは、家族みんなが、できるだけ長く、元気に、笑顔で過ごせること。

そのための最初の一歩として、本書『からだのトリセツ』をぜひ手に取ってみてください。

運動が苦手でも、時間がなくても、無理なく始められる習慣が、必ず見つかります。

そしてそれは、自分自身のためだけでなく、家族みんなの未来を守ることにもつながるのです。


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